いろいろあるけど心はヒトツさ

2011.07.20 Wednesday

先日、Qの支部総会とセミナーが開催されたのはご承知のとおりです

いやはや本当に疲れました

 

Qはもう間もなく60年という節目を迎えます
よくぞここまで続いたものだなぁと思ったりもしますが、ここまで続いたのも単衣にご利用いただいているお客様方のおかげであることは当たり前なんですが、それと並行して加盟店同士の信頼関係でもって築き上げられてきた半世紀以上という史実があります

Qをご利用いただいた事はあっても、Qの基本理念をご存じないお客様はかなりいらっしゃる事と思います
前段で表記した『加盟店同士の信頼関係』
これをQでは『親和と誠実』 という言葉以て表し、これは発足以来、半世紀以上経った今でも変わりません

お客様にとってはあまり関心の無いことかもしれませんが、この『親和と誠実』というスローガンは是まさしくQのレーゾンデートルそのものです

遠方にお花を贈るについて、顔も素性も知らない花屋さんであっても、『親和と誠実』という理念があらゆる不安を払拭し、お客様にも自信を持ってオススメしてきたわけです
いや、 わけです というと今がよっぽどダメみたいな物言いに聞こえるかもしれませんが、けしてそういう意味ではありません 念の為

お客様からいただいた大切なご注文を、加盟店(Qではよく「仲間」という表現を用います)に預ける
預かった加盟店は、信頼して仕事を預けてくれた加盟店、そしてご注文くださったお客様のご要望に誠実に報いる
文言をかみ砕くとこういう意味合いで合ってると思います



・経時変化・

しかしそんな唯一無二である「親和と誠実」の理念が、今転換期を迎えつつあります
いや、ボクが今ここで「あります」と断言してしまうことも実はかなり芳しくない言い回しかもしれません
少なからずボクももうそろそろ長い間、支部運営に携わらせていただき、手弁当で参集する役員達との関係はまさに「仲間」であり、組織理念と完全に符合するものです

ただ、時代は生き物です
時間の経過とともに、言葉そのものは変わらずともその時代時代で解釈される意味合いは常に変容していきます
特に解釈については、結構都合よく解釈される場合も最近は多いみたい
完全にもたれきってる方もあれば、あろうことか入会して端から実は信じていない という方も存在します

昔は通信手段がそれこそ電話だとか電報しかなかったワケですから、少々乱暴ないい方をしちゃうと「命預けます!」じゃありませんが、出たとこ勝負みたいな取引もあったに違いありません
つまり、信じて走らないといいパスは渡ってこないみたいな感じとでもいえますかね

ところが通信の発達は、生活や商売に革命的な利便性をもたらす反面、あらぬ疑念や問題を生みます
親和と誠実は、存在こそ動かざるものではあっても意味合いは受け取る側のパーソナリティで姿と意味を変えるようになりました



・衝突・

今回の総会における意見交換の場でこんなコトがおこりました

端的に言ってしまうと、黎明期から絶頂期(バブル時代下り頃迄)を担った世代の方(40代後半から60代くらい 以下A世代)と、所謂2代目3代目世代(20代後半から40代前後 以下B世代)との間で、この親和と誠実の捉え方にあたって、ボクの経験では初めて表だって考え方・捉え方のギャップが表面化しました

事のおこりは、まずご利用いただけたお客様のへのサービスの拡充として、お届けする商品画像の報告を義務化するかについての是非論がなされました
まーなんていいましょうか、こういったトレースフォローサービスは今やオプションというよりは当たり前と言った方が相応しいくらいポピュラーなものですが、現状Qではご要望があれば最大限善処するといった感じで、まだまだ腰が引けている状況というのが現状です

実はこの「お届け商品が見たい」にはもうヒトツ意味合いが含まれ、
発注する側としては本当にお客様のご要望に沿った商品が配達されているか?という部分を確かめたい といった部分もままあったりします

その部分に前者であるA世代にあたる方が反応し、
「先ほどから不安だ不安だとおっしゃってる方が多いみたいですが、いったいなにが不安なんでしょう?画像の有無で不安になるという事なら、この中でいったいどれくらいの方が「不安」に思ってらっしゃるんでしょう?」 とおっしゃったので、不安に思ってる人手を挙げて という事になりました

その場に参加されていた60数店の内、約2割くらいの方が手を挙げました
因みにですがボクも手を挙げました

するとA世代の発言者が激しく憤懣し、「我々の組織は【親和と誠実】の名の元に成り立っている筈 仲間を信じられず、不安だと口にされる方がこんなにもいらっしゃるという事が腹立たしくてたまらない!」とおっしゃいました

個人的には、あくまでも論旨は画像送信の是非についてだと思っていたので、( ̄ェ ̄;) エッ? そこ??と思ったりもしましたが、A世代の方のテンションにそのまま身を預けることとします

A世代 仮にAさんとしておきましょう
Aさんは続けて「では今後のためにここは是非、不安だ とお応えされた方、特に若い世代の方は何故不安だと思われているのか、是非お伺いしたい どなたでも構わないので、今挙手された若い方でどなたかお聞かせ願いたい」 と、激しく怒気を含み発言されました

発言されながら、一応役員席に陣取り、支部では副支部長という役職を拝命しているはずのボクが手を挙げたもんですから、Aさん発言しながらもの凄い形相でボクを睨みつけてらっしゃいます

なんて言いましょうか、そういうことであれば発言しましょうか。。とも思う反面、自分(ボク)って若い世代か?と思うとオーダーコードから外れるよなぁと思い、挙手を躊躇していると、ボクより明らかに若いB世代(仮にBクンとしておきましょう ※ボクよりうんと若いし男っぷりがある)の方が挙手し、Aさんに回答しました

まず画像の件についてご自身の立場と経験、さらに取り組みについて発言されました
ひいき目無しでご尤もな内容だったと思います
会員間取引については、やはり自店で目指している内容がそのまま取り次がれるか否かについて多少なり不安に思う部分があり、ひいてはそれはお客様のご不安である という立場で発言されました
これについてもまぁ、なるほどな いや、すべてというワケではないにしろ十分理解できるものでした

やり取りはここまででしたが、Aさんはまったく納得はしていないという表情
ぐっと腕組をし、悶々とした表情を浮かべてらっしゃいます

総会が終わり、セミナーへ向け会場がドンデンとなるためいったん全員退出する際、BクンがAさんの元へ歩みました
そこへAさんはBクンに向かって「そんなに仲間が信じられないのなら辞めちまえっ」と放ちました

これにはさすがにボクもカチンと来ましたが、と同時に本当ならこれってセミナーで議論してもいい内容と熱量なのにな。。と思ったり

支部運営の立場を離れ、あくまでもボク自身の意見となりますが、ボクとしてはどちらかというとBクンよりの考え方を持っています
しかし、ここで誤解のないように忠術しておきたいのですが、Aさんのおっしゃる事も大変よく理解できるのです
ただし「辞めちまえ!」はいただけない
Bクンはかなりショックを受けていました

セミナーが始まるまでの幕間で、いろんな世代の方とこの事について意見を交わしました
やはり皆さんそれぞれ、双方の言い分も理解できる というものでした

本件については支部長が間に入り、感情的になった部分をある程度クールダウンしてから、懇親会の場でも互いに意見を交わし、無事手打ちとなりました

相手先(発注先会員店)を信じないと、Qのシステムは即座に機能不全となります
ボクは相手を信じていないワケではないのです
ただ、信じるに値する営業努力やハートのある方と分かっているなら、絶対その方がお客様のご要望や花贈り本来の醍醐味を感じていただけると考えています
大変残念な事ではありますが、たしかに会員店の中にはもう仲間とは呼べないような不肖者もいます
逆にボクが相手にそう思われているかもしれません
そうならないためには、自分がしっかり正直に、誠実に仕事をすることでしかお応えできないと考えています
結果それを実践できて初めて、今の時代の親和と誠実というんだろうと思うのです

異論はあるかもしれませんが、どうにもボクにはAさん世代の方々のそれらはある種の崇拝的かつ妄信的な解釈にしかとれないのです
そういう方にとっては、ボクはall or nothing のnothingの人間なんでしょう
それでもボクはこのQのシステムをご利用いただいたお客様の権利を第一に考えたい
悪い人間かもしれませんが、疑って入ることによって少しでもお客様のご要望と配達をお願いする加盟店の状況との整合性をはかりたい
そのために、今我々は仕入れて水揚げして店頭に並べてお客様からの注文をひたすら待つ みたいな形態からなんらか脱却せねばならないと考えています


・まとめ・

あくまでも個人の意見ではありますが、あの日(総会当日)発言できなかったのでボク自身が正直に思うトコロを記しておきます

親和と誠実の基本理念が加盟店同士信じあうこと、信頼しあうこと が基本軸とするのなら

まず第一に自分自身が信頼される事に足る店舗でなくてはなりません

それと同時に、たかだか5年ないし10年の経時であっても商売の環境はもの凄い早さで変容します
これからの親和と誠実は、それら時流の変容に対応したものでなくてはいけません
自分がどうだからって相手に求め過ぎてはいけない という事?かな?(汗)

時流の変容は即ちお客様のニーズの変化にもリンクします
お客様が何を求めてらっしゃるのか
お客様のご要望を満たすために、まず発注の段階でしっかりお客様にカウンセリングを実施すべきでしょう


これまでの親和と誠実は、あくまで我々加盟店内の中だけでの、インナーポリシーでしかなかったかもしれません

これからの親和と誠実は、我々のシステムに参加していただいたお客様(ご依頼主・お届け先様)をも含めた『親和と誠実』でなければなりません

難しく考えふさぎこむ前に、
自分に出来る事から着実に実践していこうと考えています
コメント
取引高が一本調子で下がり続けているのを景気のせいにして、震災でできる事を話し合うと言った割には何のアイディアももたず、A世代がチンプンカンプンなのをいいことにipadを売りつけようとする(ここはソフトバンクのセミナーか!)本部の人たちの頭ん中って一体どんなってんですかね?

花タウン、協議会、花キュー+・・全てがありえない。

  • by 56207
  • 2011/07/20 3:16 PM
K課長様にお疲れ様といってあげたい。
  • by 鉄工所
  • 2011/07/20 4:02 PM
◆56207さま

先日はおつかれした〜
ていうか地元開催なのに余裕で遅刻しやがったキミはけしからんっ(笑)

ドライに徹すればなにも感じないようなモンなんでしょうが、一応それなりに組織や「仲間」と思える方々には今後も変わらお付き合いしていきたい
そもそもグループ企業化というポーズを取りつつも、本体(この場合は協同組合でしょうね 稼ぎ頭だし あれ?(´・д・`) 稼ぎ頭はi879か?となると我々は納税者ですわね)は社団格にこだわりを持ち続ける
もうね、いっそ住友に喰われちゃえばいいと思う次第です
その方がよっぽど道理が適いやすい

なまじっか名目上でも我々と同業者が政を摂っていることそのものがすでに限界なんです

そういうキミはボクの大切な仲間ですよ♪ (・∀・)ニヤニヤ
  • by くにくに
  • 2011/07/20 4:14 PM
◆鉄工所兄さん

ある意味課長は被害者
しかし当の本人がそういった捉え方をしていないのがイタイところでもあり、救いでもあるという。。
  • by くにくに
  • 2011/07/20 4:24 PM
おつかれさまです。
くにくにさんの分類によると間違いなくA世代の私と致しましては、Aさんよりの考えに違いありません。
実際に「画像送ってくれるんなら注文してやってもいいぜ!」的な注文を受けることもしばしば、この際に確認事項として「画像提供は、お客様が希望されているものですか?」と切り返します。
「そうです」と言われれば承諾、「いえ当店の確認の為です」と言われれば、お断り!このスタンスで仕事してます。
後者は完全に「親和と誠実」を逸脱した行為であるとの認識がある為です。
ただ、くにくにさまのおっしゃる通り、時とともにそれぞれの考えも変わっていくもの・・・進化出来る者は変化に対応できる者と捉え、昔の実績や仲間意識の変化に対応できる者こそ進化できる者と考え、タウンの全店加盟・ipadの共同購入等を進めてまいりました。
互いの意見を尊重しあい理解出来て本当の「親和と誠実」みんな一つになって頑張りましょう!
  • by 花鹿男
  • 2011/07/20 5:24 PM
◆花鹿兄さん

いやいや、分類にけして大意はありませんことよ?(汗)
支部内でいろんな世代の方とお話をさせて頂いてる内に、ステレオタイプとして大体ここがボーダーラインかな?といった個人主観に基づきます って、なんの言い訳でしょうかねヽ(;´Д`)ノ

肝心なのは、お客様のためという部分なのは世代を抜きにした基本姿勢であることは間違いありません
時にけっこうな上から目線で画像よこせ発言をされる方もいらっしゃったりします
そういう場合は大人げないですが「は?もう一度おっしゃっていただいてよろしいでしょうか?」と聞きなおすことにしています(笑)
お客様のご要望であれば、無条件にお客様にお渡しするのが一番
欲を言えば、画像を受け取られたお客様の所見をなんらかフィードバックして差し上げるみたいな気概はあってもいいだろうな とは思います
そんなめんどくせーことやってらんないよー は、この際言語道断とすべきでしょう
親和と誠実はけしてルールではなく、共通・共有理念であり、
我々会員店同士、ひいては我々とお客様とをつなぐ架け橋でなければならない
こんな風に考えています

ぶっちゃけたハナシ、苦手な方も中にはいらっしゃいますが、それ以上に大切な仲間が沢山います
ボクがQに加盟しつづけているのは、そんな仲間とのかかわりや、Qを信じてご注文をいただけるお客様との出会いがあるからです


  • by くにくに
  • 2011/07/20 6:55 PM
先日はありがとうございました!
また、お忙しい中、突撃訪問して、すみませんm(__)m

久々に、くにくにさん、ちっちさんに会え、お話が出来て嬉しかったです。
何かと大変だと思いますが、無理は禁物!ですよー!

取り急ぎ、お礼まで。
  • by Boby&ぼび妻
  • 2011/07/23 11:36 PM
おはようございます♪

あはは〜〜
今日も難しい事よくわかんない私です(苦笑)

いろいろと頑張って、試行錯誤されて、
きっとみんないい方向へ向かうということは、
信じれば必ずかなうとだけ。。。。わかります。

気分転換には花火大会最高ですよ(笑)
  • by シャンクママ
  • 2011/07/24 6:08 AM
まぁ…
「親和と誠実」と「画像配信」は別物と整理すべきでしょう。

「親和と誠実」はQの仲間内の話
「画像配信」はお客様との約束

発注先を信頼できる・できないから画像配信じゃないはずです。
当店でも当たり前に配信してますし、そういう発注があれば快く
引き受けてますが、「上から目線」はいただけない。
特に宮城県民はこの「上から目線」に敏感なお年頃なんですぅ(笑)
  • by 被曝牛タン
  • 2011/07/24 10:28 PM
◆ぼび&ぼび妻さま

いやいや、遠路はるばるようこしお越しいただきました
遅刻しちゃって申し訳なかったですm(__)m
無理はしてるつもりはないんだけど、なんせ踏ん張り時なんでね
グッスリダラダラできる時間が一番欲しいかもですな(笑)
お子も順調そうでこっちも一安心です
立会い頑張ってねー (・∀・)ニヤニヤ
  • by くにくに
  • 2011/07/25 1:27 PM
◆シャンクママさま

いやいや、完全に内輪話でしてお客様にとっちゃチンプンカンプンという(汗)
大変失礼いたしましたm(__)m

一応、一番簡単な言い方をしちゃいますと、
なにかしらの問題が個ではなく集で生じた場合に、個人の判断を求められたとします
そこで、頭ではママがおっしゃるように「信じたい!」と願うのですが、そこへ行き着くまでの信じられる材料が乏しいという部分で実に頭を悩ませているという。。
余計分かり辛いですね(笑)
花火は某三河エリアの同業者の社屋屋上にて超至近距離で20,000発観覧予定♪
  • by くにくに
  • 2011/07/25 1:31 PM
◆藁喰っちゃったの?牛タン閣下

まー特に御社方面はこのあたりナーバスでしょうねぇ(笑)<上から

この際上とか下とか言ってらんない事でして、商圏・商法・立場以上にまずいかに自分自身が冷静に思考・勘案ができるか?が重要と考えます
この年で言うのも恥ずかしいハナシですが、自分の瞬間湯沸かし器みたいな性格はなかなか直せそうもありません
ただどうにかして二手・三手先まで想定し、なおかつ相手の立場で物事勘案する思考が癖になるようにできれば、本当に問題はシンプルだと思ってます

口の利き方 とかねぇ。。( ・´ー・`)

やべぇなオレ。。(汗)
  • by くにくに
  • 2011/07/25 1:38 PM
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