無常

2011.09.07 Wednesday

 ちょこっとペシミスティックな感じになってしまいますが、今年ほど『人の死』というものを考える年はなかったかもしれません

物理的な暴力に由来する戦争は体験していないため、一度に沢山の尊命が失われるのってテロかもしくは自然災害ということになります

3月の震災にしたって、未だ数千人規模の方が行方不明だし今回の台風での被害者は行方不明者を含めると100人を数えてしまうほどの激甚災害となってしまいました

簡単に比較してしまうのは極めて不謹慎だと承知しておりますが、地震災害はまったく予知ができないものだと思います しかし、台風となるとちょこっとだけなにかしら回避できうる方策があったのでは?と思ってしまいます
誤解されたくないので念を押したいのですが、今回被災された方々がなにもそうしたリスクヘッジを打たなかったのが被害を大きくした原因だ と言いたいのではありません
確実に来る! と分かっていて、なぜこんなことになってしまったのか?という事に対して忸怩に思うのです

東で大震災、西で台風と、本当に酷い災害ばかりに際しそろそろこっち(中部地方)も多角的に備えが急務であると思っているところへ、またわが耳を疑う訃報が飛び込んできました。。

ウチは今年で創業してからちょうど50年を迎えますが、この間二度移転をしています
地所的には一回の移動でしたが、店舗ようじょうを立て替えたのは二回です
今あるお見せがリニューアルしたのが今からおよそ30年以上前
これもまぁ立派に随分昔の話なんですが、その時初めて導入したのが今では多くの花屋さんが導入しているストッカー

訃報はこのストッカーで30年来お世話になっている会社の社長さんでした

営業かメンテナンスであったろうと思いますが、県境の川沿いの山道を自動車で走行中の事故死

完全に単独事故で、相手がなかったことが唯一の救いだったかもしれませんが、翌日の新聞記事になったにもかかわらず本当に恥ずかしいことにボクはこの事を北海道から帰るまで知りませんでした。。

お亡くなりになるほんの2〜3日前に、急にぶっ壊れたバラのキーパーの修理に来てもらい、その時にお会いしたのが生前最後のお姿でした

大変気を遣われる方で、保守をした一週間くらい後には決まって電話をしてきて「その後どう?問題ない?」とご自分の仕事の確認を必ずされます
けして大手ではありませんが、そうした気遣いもあって顧客も多く、日夜東奔西走されてらっしゃいました

まだまだこれから。。という年齢だし、ボクもまだこの先ずっとお世話になるつもりだったこともあり、なんだか本当に悲しいというか虚しいというかやりきれない気持ちでいっぱいです

お袋は訃報に相当ショックをうけ、その日一日はまったくなにも手につかず、ひたすら溜息ばかりついていたらしい
そりゃそうです 彼女にしてみれば新装して以来の歴史を知る人物が突然の不慮の事故で他界したわけですし、老いも手伝ってのこともあろうかと思います


冬の雪害時に感じたんですが、今年はどうも『水』が鍵みたいです
津波で あっ と思い、今回の台風と社長の事故で確信に変わりました


先日また壊れたウチの冷蔵庫ですが、携帯のメモリーにある番号に電話をしても、もう社長さんがお店に来てくれることはありません
DIYで修理してる最中も、社長どういう風に直してたっけ?と記憶を辿りながら作業しました

本当に今までお世話になりました
幸い、会社は存続しこれからもお付き合いは続きます

不慮の廻りに際し、社長自身が一番辛い思いをされてると精にしみますが、どうか安らかにお休みください ご冥福を心よりお祈りしております


台風は残暑もろとも北の彼方へ追い払ったみたいです

今清々しい秋空が高く彼方へ広がっています
でもなんだろう
今年はそういうのに触れても、なんだかどういうわけか心がはれません

残暑お見舞い showkaen.com ホラーshow 本編

2011.09.05 Monday

 前回は序章 今回のが本チャンです

冷やかし厳禁

◆リクエスト企画◆ showkaen.com ホラーshow

2011.09.01 Thursday

 なんていいますか、夏恒例の人気(?)企画(らしい)showkaen.comホラーshowなんですが、実は今年に限ってはかの大震災もあり、不幸にも命を落とされた御霊への配慮(←この言い方もどうだろう。。)等を鑑み、今年は黙って自粛しようと考えておりました

ところが

これまた意外なことに記事を待ちわびる声がちょいちょい(確認時点で4名さま)ありまして。。

そこへきて生花小売業界最強スピリチュアルオーソリティである鹿兄さんがもんのスゴいネタを投下。。
これはきっと、「くにくによ。。 我につづきたもれ。。」という天声に違いない!と曲解し、いつもよりはソフト路線になりますがちょこーっとだけお話いたします

今年のはあんまし怖くないです
いや、まったく怖くない マジです

帰還

2011.08.31 Wednesday

110824_1846~01.jpg


思わず長のお休みを頂戴しました今回の北帰行ですが、先日ようやく名古屋に帰ってきました

 ここ数年来一週間もお店を空けるなんて事がなかったもんですから、完全に浦島太郎になっちゃうだろうなぁと思ってたんですが、幸か不幸か大した仕事もなかった模様でして(泣)、無事社会復帰を果たしております
ただし、今朝会社のメールボックスを開いたらちょっと気持ち悪くなるくらいのメールの量が。。

午前中いっぱいかけて整理したんですが、未だにおっつきません(T▽T)


閑話休題、
夏の北海道は本当に快適でした 普段は年に一回正月休みとして家内の帰省に便乗して1月に訪道するんですが、雪があるとないとではホンとに街の景色が違って見えます
結婚以来、初めて自分で市内を車で運転して走ってみたんですが、やはり自走すると道もおぼわりやすい
冬に帰るのは恒例行事で定着してますが、これからはなんとか工面して夏にも帰るようにしたいもんです(というコトは全国大会への今後の参加は。。。)

さっきこれまた久々に出た配達の道すがら、国道の電光掲示板に『光化学スモッグ注意』て(汗)

どんだけこっちの空気って汚れてるんだろ?と思いつつ、北大兄さんの「タバコってさー、空気の美味いトコで吸いたいよね〜〜(・∀・)ニヤニヤ」という言葉を思い出しました


携帯画像である事と撮影者本人の腕が足りないため、いまひとつ実物の美しさが伝わりきらないと思いますが、壁にある『絆』の一文字のモニュメント

赤のガーベラ(品種不明)とダリアの熱唱という品種のみで装飾されています
いったい何本使ったの?と思うくらいの迫力
チキンワイヤーに試験管を仕込んであって、そこに一本ずつ挿入してあります
発想そのものも大スケールですが、花で浮かび上がった文字の存在感がハンパじゃありません
相当じ〜〜〜〜んときました


気がつくともう八月もオシマイ

九月といっても相当残暑も厳しいことも予想できますが、それよりなによりそろそろ本腰いれて秋恒例のバラ祭りの準備にとっかからなきゃです

日程はすでに決定してるんですけどね
概要をもうちょいチョコチョコといじりますんで、確定次第ご報告します

17・23

2011.06.27 Monday

 親父と祖母の法事がございました
早いもので四捨五入しちゃえばもう20年という時間をいったりきたりした時間が経過したわけです

ここのところ急激に気温が上昇していたことから、空調設備を一切もたない実家において、果たしてどれだけの方が最後まで無事でいられるか?が焦点となっておりましたが、まぁなんという奇跡でしょう、朝からの曇天で暑い事には変わりはありませんでしたが付け焼刃としか期待していなかった扇風機2台でなんとか事足りました(笑)
構造上、この先も実家にエアコンを設置することはないでしょう(暑)

ウチの宗派は本願寺大谷派でして、戒律も比較的ゆるめです
ガシャーンとかいう鳴りモノもなく淡々と進行していきますが、久々の正座はさすがにキツかった。。

一応これでも惣領息子なので、一番前に座らされたんですが開始5分ほどですでにふくらはぎが悲鳴を上げてるのがよくわかる(痛)
これが招かれ側で後方に座していたのなら、尻か腰をちょいちょいずらしたり動かしたりしてなんとかするもんなんですが、たまたま横に座った義理の兄がどういうワケか身じろぎ一つしない
姿勢もピンと背筋が伸び、悟りの姿勢というよりはむしろ武道の精神統一のそれに近い佇まいがなんだか逆に暑苦しい
開始20分ほどで御文さまが終わり、いったん休憩となります
お東さんがどこもそうだかはよく知りませんが、こういった法事の時は赤い和蝋燭を使用します
で、惣領であるボクが燃え尽きた蝋燭を交換するお役目をするわけですが、5分で上述の状態ですから、かける4倍という事でボクの足はもうボクのモノではなく、まるきりシビレボンレスハムのようになっております
お寺さんが「あ、いーよいーよ 無理しないで痺れがとれてからで構わないから」とおっしゃってくださいますがそうはいきません
なんとか立とうと試みますが、前へ進もうとする気持ちとは裏腹に鈍い低周波的なものからチクチクの豪雨へと痺れの質が変わり、1mmたりとも動くことができません(笑)

ここはお言葉に甘えて痺れが引くのを待とうとした瞬間、
「あ、じゃボクが」と義兄がシュッと立ち上がりサクサクと作業し始めました

『いや〜兄さん申し訳ない』
「いやいや、全然大丈夫 座っといて (・∀・)ニヤニヤ」




( ̄□ ̄;)。。。




なんだっ?その
(・∀・)ニヤニヤ ← この笑みはなんだっつーんだっ!??(汗)

うむ〜、かくして惣領の面目がたった20分程度の正座ですべておじゃんになったワケですが、それにしても義兄が20年ぶりにカッコよく見えたのは痺れのせいも影響していることでしょう!


前の法事が親父の十三回忌でした
あれから四年
ボクの周りは本当にいろいろと変容しました
仕事もプライベートもガラーーーーーーーーっと変わりましたね
思えばあの時、家内の腹の中にいた子が今日は黒Tと黒半ズボンで汗だくになって家じゅう走りまわっていたり
前の時にはお見えになった親族も今回は姿が見えなかったり。。とか

法事ってのは故人にたいして云々という事は勿論最大の大義なんですが、数年に一度互いの顔を見合う事で無事を確認する機会でもあります
家族葬が増え、自宅ではなく会館での葬儀が増え、法事も簡略・簡素化が進む中、
こうした慣習はどんどん意味の変容というより本質の埋没みたいなのが進んでいます

時間が整ったら、心経の訳本を久々に引っ張り出してつぶさに勉強しなおすことにします